アルプ・グリュム(Alp Grum)駅からキャバリエ(Cavaglia)駅までハイキング

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日本語の駅名票があった

 アルブラ線標高最高点のオスピツィオ・ベルニナ駅から予定していた隣駅のアルプ・グリュム駅までのハイキングは、積雪のため残念ながら中止して1時間後の次の列車でアルプ・グリュム(Alp Grum)駅に到着した。

 ここは標高2103mの断崖絶壁の上にある。この駅舎には日本語でカタカナの「アルプ・グリュム」という駅名票が写真でわかるように掲げられている。箱根登山鉄道が姉妹鉄道提携5周年を記念して贈呈したものである。崖の上にある駅なので眺望がよくレストランもあるので、ここで一休みしていく人が多い。

 この駅で降りる人は多く、駅構内が展望台のようになっている。ピッツ・バルナとピッツ・バリュの間から流れるバリュ氷河の大迫力の眺めが写真のように楽しめる。ここからベルニナ線で下っていくボスキアーヴォ湖をはじめ、ティラーノ方面が遠望できる素晴らしい展望ポイントになっている。テラスレストランもあって、ひと息入れるのには絶好の場所である。

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誰も歩いていないハイキング道を一つ下のキャバリエまで出発

 しばらく眺めを楽しんでから、下の写真の景色が見られる駅の裏側から標識を頼りに隣駅キャバリエ(Cavaglia)までのハイキングをスタートした。まだ季節が早いようで誰もハイキングコースにはいないのが少し不安。隣駅まではここから一気に400m下ることになる。

 下の写真はiPadで撮ったものであるが、広角レンズで撮ったらもっと迫力のある写真になったと思うほどの景色であった。

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誰も歩いていない樹林帯のハイキングコース

 木々の間をぬいながら下っていくハイキングコースには人影が全く無くて、鉄道線路も視野に入ってこない山奥の山道を一人で歩いていくのは非常に勇気が必要であった。

 そんな時に一番頼りになったのが非常に整備された標識である。分岐点で迷いそうな場所には必ずと言ってよいほど下の写真のような標識がある。

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 ここは出発してから久しぶりにハイキングコースが線路横に接近した場所で、撮影ポイントの背面に線路がある。単線で列車行き違い設備(日本でいう信号所)と思われるところで、丁度この時に列車が停車していた。対向の列車とのすれ違いを待っている車内にはほぼ満員の観光客が乗っており、こちらを不思議そうに眺めている。こちらからは車内の乗客が動物園で檻の中にいるサルのように見えた。そんな少しの優越感を噛みしめながら、悠々とキャバリエ方面に向かい歩き始めた。

 上の地図は道なき道のハイキングコースをGoogleマップが認識できないようで、とんでもない迂回ルートを表示したために止む無く出発地点と到着地点の位置関係だけを表示することとした。

キャバリエ駅に到着

 何とか無事にキャバリエ駅に到着。スタートしたアルプ・グリュムとは季節が違うということが写真でもわかるだろうか。一気に400mを下ったことになる。一息ついて駅舎の撮影中に構内をうろついてると入ってきた列車に警笛を鳴らされ、慌てて反対側のホームに移りこの列車でティラーノ方面の旅を続けることになった。ここには氷河公園という観光スポットもあるはずであるが、見渡したところそれらしいものは見当たらない。それにこの日はティラーノからの復路でもう一つのハイキングコースが待っているのだ。

 写真でもわかるようにキャバリエ駅周辺は広々とした草原が広がっている。昔は街道の馬車の馬を取り換える中継所でもあったという。しかし広々とした草原はここだけであり、列車に乗って進むと再び山岳地帯に戻るのである。

(旅行日 2016年5月22日)

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