登山鉄道でピラトゥス山頂ホテルへ

スイスMyLove
スポンサーリンク

いざピラトゥス山頂へ

全長4.6キロ、世界最急勾配480パーミル、400日の工期を要したピラトゥス鉄道が開通したのは1889年6月4日であった。

1889年といえば明治22年である。日本ではこの年に大日本帝国憲法が発布され、新橋・神戸間の東海道本線が全通した。チューリッヒの実業家が掲げた野望をきっかけに、ピラトゥス山にマスツーリズムの扉が開かれることになった。当時としては独創的で画期的だった登山鉄道の方式は、1889年のパリ万博でも展示されたほどだった。詳しくは以下のサイトを参考にされたい。

禁じられた山を克服したピラトゥス鉄道

スポンサーリンク

地元で人気の観光地ピラトゥス

スイスには名だたる観光地が多く、日本での知名度は決して高くない。ガイドブックを読み漁って初めて知ったのが正直なところだが、スイスでの人気は非常に高いことが来てみて初めて分かった。

数百年にわたりピラトゥス山には亡霊や竜がいると考えられてきた。また人々が長年この山に近寄れなかった理由は他にもあり、イエス・キリストに磔の刑を宣告したローマの総督ポンティウス・ピラトゥスの亡霊が、ピラトゥス山の湖に逃げ込んだ。

その亡霊のせいで甚大な気象災害が起こると人々は恐れたため、ルツェルン政府は1387年入山禁止令を出した。この禁止令はその後数百年間続いたという。

スポンサーリンク

ピラトゥス山頂に至るルート


ピラトゥス山頂には大きく分けて2つのルートがある。今回はまずアルプナッハシュタット(Alpnachstad)から登山鉄道で上り、山頂ホテルで一泊して次の日にロープウェイでクリエンス(Kriens)に降りるという計画であった。

今回この記事をまとめるにあたり、ネットで見つけたほぼ1年前の詳しい旅行記があった。もう一つ2010年くらいと思われるスイス在住日本人の報告もあった。もしも出発前に知っていたら非常に参考になったのに残念である。

2015年6月26日ルツェルンからピラトゥス日帰りした人の旅行記

ルツェルン&ピラトゥス1日観光

スイス在住13年目の英国人の夫を持つ日本人女性の旅行記
コメントの日付から多分2010年と思われる

スイスの街角から ピラトゥス1 スイス・アルプスの大絶景!

アルプナッハシュタットから登山電車で山頂へ

アルプナッハシュタットの桟橋で船を下りると、このようにすぐ目の前にピラトゥス鉄道の駅がある。船から降りた人々が次々と向かうので間違えることは無い。

ひし形の車両にはもう乗客がいっぱい乗り込んでいる。さいわい一人だったので空きスペースを見つけて乗り込むことが出来た。人気の高さが窺い知れる。

出発してすぐは緑がいっぱいの景色であったが、高度を上げていくにつれ緑は少なくなり、このように岩肌と雪が目立つようになってくる。

どんどん高度を上げていくと雪面に覆われた山肌や遠くに見える急峻な山頂といった景色となる。

スポンサーリンク



もうかなり下になった湖面は見えず、登山電車の窓から見える景色はわずかに残った緑と雪面が交錯している。この辺りからは断崖絶壁や小さなトンネルがいくつもあって乗っていても恐怖感に襲われる。

いよいよ山頂駅に到着。下の写真は山頂のテラスから上って来た付近を撮影したもの。よく見れば車両がわかるはず。左端のコンクリートの構造物は山頂駅舎の一部である。

憧れのピラトゥスクルム・ホテルにチェックイン

到着した駅舎の建物をいったん外に出てピラトゥスクルム・ホテルに入ったのだが、フロントを探してもどこにも無い。聞いてみると今通り過ぎてきた駅舎建物の中にフロントがあるというので、戻ってからチェックインを済ませた。今回の旅行で最後にやっと予約が取れたホテルなので楽しみにしていたが、期待通りの素晴らしいホテルであった。ツインルームのシングルユースである。

部屋に荷物を置いて外に出てみる。テラスには沢山の観光客がゆったりと景色を楽しみながら過ごしている。正面に見える丸い建物が駅舎で右下から登山電車で上がって来たルートがわかる。翌日は左側にあるロープウェイで下る予定。空に飛んでいるのは日本にいるカラスに似た鳥だが少し小型で嘴が黄色い。

上記の写真を撮ってから後ろを振り向くとこのホテル建物がある。数年前に改装されたようだが格式のある重厚な内装は、まさに山頂にいることを忘れさせるほどだ。

丸い建物の向こう側の山頂に向かうハイキングコースは雪で閉鎖されていたが、もう一方の山頂に向かうコースはこのように行きかう人でいっぱいであった。駅舎建物から出たテラスに上り口がある。

丁度この時ヨーデルを歌っている女性がいた。プロなのか観光客の飛び入りなのか不明だったが数人は熱心に聞き入っていた。

その少し後では男性がホルンを吹いていた。こちらは制服のようなものを着ていたのですぐにプロだとわかる。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました