戦略の再構築
気を取り直し、いろいろ考えてみたが、考えられる方向としては大きく3つに分類される。
1.スマホの購入
回線契約する気がないので、SIM無し状態で使うことになる。買うといっても新品を買うのか中古を買うのか悩ましい。GPS機として使うだけの用途なので当初は安い方が良いということで、中古を買う気でいた。ところがバッテリの劣化具合は事前チェックが難しいことやその他の予測し難いトラブルを避けるためには新品が良いという気がしてきた。
更に買うとしてもネット販売業者から買うのか、ネットオークションで買うのか選択肢は拡がっていく。
新品
GPSの性能面ではXperiaが良いが、価格が7万以上で対象外。そこで価格(3万強)を重視し、堅牢性と防水防塵耐衝撃性能面から、富士通arrows M03が有力候補として浮上している。
中古
単に中古と言っても、新品未使用などの表記で売りに出ているものがオークションにはあるので、中古の中にも条件次第では十分検討に値するものもある。
オークション
利用の仕方として2つ考えられる。
①iPad mini4 WiFiモデルの売却
これはセルラーモデルとの差額を払って交換したいと販売店に問い合わせたが断られたため、売却資金をセルラーモデル購入資金の一部に充当するという考え方である。
②中古スマホの購入
中古品についてはリスクが大きいということで、出品者の雨マーク数がゼロに近い個人あるいは雨マーク数が小さい業者限定で「未使用品」とか「新品未使用」の表記があるものに入札を検討する。
2.GPSが使えるiPadに買い替える
これは上記1.で検討したmini4 WiFi128GBモデルのセルラーモデルへの買い替え策の変形である。ハイキングで歩きながら使うということから敢えてmini4に拘ったが、ここではその原点を放棄して2017春モデルiPad WiFi+Celllar 32GBへの買い替えを検討する。
この案では原点の歩きながら使いやすいというメリットを思い切って諦める決心がつくかどうかが決め手になる。もう一つ未開封未使用のmini4 WiFi128GBモデルが納得のいく価格でオークションで売れるかどうかも重要である。
しかし上記1.で検討したmini4 128GBセルラーモデルへの買い替えに比べて差額は小さくなることがメリットになる。(アップル・ストアで2017春モデルiPad WiFi+Celllar 32GBは¥57024)
価格面で二の足を踏む(¥65664)が、買い替えという意味ではiPad mini4 WiFi+Celllar 128GBという策は販売会社から交換を断られた時点で選択肢から外れている。
3.GPS専用機の購入
現在のようにスマホGPSアプリが充実する以前はGPS専用機を使うしか方法が無かった。10万円を超える高級機から1万円以下の定番商品まで選択肢は幅広い。
山岳関係のHPやブログにおいて最も頻繁に登場し、使い方を解説したブログ等も多数あるので、最初に使う者としてはやはり定番のm-241が安心できる。価格も今では1万円を切り、7千円程度まで下がっている。
しかしここ数年のスマホGPSの精度向上に比べると、専用機の性能には疑問符がつくという意見も耳にした。従って1万円以下の投資でGPSログを撮るという、他の方法が全滅した場合の最後の砦としての役割に期待したい。
今後の進め方
今年の7月を予定していた2回目のスイスアルプスのハイキングであるが、延期にせざるを得なくなった。冬の12月か1月には是非とも行きたい。冬のアルプスは夏より天候が安定しており、圧雪された雪の上を歩くのは快適のようだ。雲の上になるので麓が雲がかかっていてもハイキングコースは快晴ということが多いらしい。日本の冬山なんて怖くて行ったことも無い自分でも安心してトレッキングシューズだけで歩けるのは嬉しい。
そういう事情で少し時間の余裕が出来たこともあり、じっくりここで書いた新戦略を進めていきたい。この文章をまとめる過程で茫然自失状態だった真っ白の頭が少し整理された。買ったばかりのmini4を売却して買い替えることなんて考えもつかなかったものが、この文章を書いているうちに冷静に論理的に問題点を整理することが出来てきた。
しかも大前提にmini4ありきだったものが、それすら変更するというプランも俎上に上がるなど思いもつかなかった。
スポンサーリンク
結論
今後変わるかもしれないが、現時点での優先順位をまとめると以下のようになる。
<順位1>
買ったばかりのmini4をオークションで売却し、2017春モデルiPad WiFi+Celllar 32GBを購入する。
<順位2>
富士通arrows M03(新品 未使用)をオークションで落札する。最近の落札相場は2.2~2.5万円程度。
この記事の(1)に戻る
コメント