Chamonix到着

2019TMB
スポンサーリンク

旅行日(現地時間)

2019年7月4日(木)

スポンサーリンク

ホテル探しで右往左往

ジュネーブからのバスが到着したのがシャモニー・スッド(Chamonix Sud)のバスターミナル。下記「町の中心地図」で14。長距離バスは全てここが発着。

バスターミナルの建物は工事中のため、日本でよく見る宝くじ売り場のような小さな仮設ボックスが置かれて営業中だった。


さてバスから降りてホテルに向かおうとしたのだが、どちらの方向なのかさえわからない。通行人を手当たり次第つかまえてホテルの名前と住所が書かれた予約用紙を見せるが曖昧な返事ばかり。

そこで目標を観光案内所に変更し、そこから必要な情報を得ることにした。
上記中心地図で1番が観光案内所で普通に歩けば15分で行ける距離にある。しかし初めての土地を歩く場合、不安が先に立ち実際より長い時間がかかったと感じるものだ。この時も通行人を何度も捕まえ道を尋ねながら歩いたので観光協会の建物を見たときはほっと安心した。

スポンサーリンク



スポンサーリンク

シャモニー観光案内所

欲しい情報

なんとか辿り着いた観光案内所で欲しい情報はいくつもあった。

ホテルまでの行き方

この時点でLac BlancとBel Lachatの予約が取れていなかったのでシャモニー中心部のホテルを3泊予約していた。

即ち5日はLac Blanc、6日はBel Lachat往復の日帰りトレッキングを計画していた。両方とも観光案内所のHPにGPSログが公開されており、これを参考に歩けば良いと考えていた。

これは上記中心地図に該当箇所をマークした用紙をもらって解決。

山小屋の予約

ダメもとでLac BlancとBel Lachatの予約依頼。直前に各地の観光案内所で予約がとれるとガイドブックにも書かれていたので僅かな希望は捨てていなかった。

これは観光協会の建物を出て教会の前を歩くと1分もかからず「High Mountain Office」(中心地図で2番 山岳高山事務所)があるので、そこで聞くようにとのこと。

日本語案内所は閉鎖されたのじゃなかったの?

メールでのやり取りで日本人がお世話になった女性が定年退職したという情報から日本語案内所は閉鎖されたものと受け取っていた。しかしメインのカウンターの左横に写真のようなものを発見。
MSヒカルさんが担当で火曜水曜を除く16時~19時と表示されている。
16時以降に再度来てみることにする。

何とかホテルにたどり着く

観光案内所で教わった通りに探しても見つからなくて歩き回ること暫し。
見つかってみれば中心部にあって大規模なホテルなのだが、初めての土地というのはこんなものなのか。

3泊の予約を確認して事務手続きは済ませたが、チェックインは16時ということで荷物は預かってもらうことにした。シャモニー市内の電車・バス無料パスもしっかりゲット。



中心部を歩く

16時まではかなり時間があるので中心部を歩いてみることにした。

まずは観光案内所と目と鼻の先にある山岳高山事務所に行ってみる。建物の2階にあり、ドアが閉まっていて14時半まで昼休みだとわかりそれまで周辺を時間つぶしで歩いてみることにする。

少し歩くとフランス国鉄(SNCF)のシャモニーモンブラン駅を見つけた。日本と違い駅前の人影はまばらである。

Lac BlancとBel Lachatの予約が取れた

15時頃山岳高山事務所に戻ってみると男女1名ずつ2名のスタッフがいた。もう期待もしていなかったので念のためということでLac BlancとBel Lachatの予約が取れないか一応聞いてみることに。

5日Lac Blanc、6日Bel Lachatの予約を希望すると、ロープウェイが工事中でハードなコースになっているが大丈夫かと聞いてくる。装備はどうかと聞かれトレッキングシューズとアイゼンを見せると、トレッキングポールは無いのかという。新品を持ってきたがジュネーブ空港で失くしたと説明すれば、必要だからシャモニーで買い揃えろというので仕方なく同意した。この時はLac Blancまでと、そこからBel Lachatまでのコースがそれほどハードなコースとは思っていなかったので意外であった。

そうしてやっと年配の女性スタッフが電話をかけてくれた。内容は理解できないが聞いているとこちらの名前を伝えているようだ。結果を聞くと最後の一人として予約が入ったので15時までに到着するようにしろとのこと。

1か月以上前からメールなどで何度もアクセスして苦労して取れなかった予約がこうも簡単に取れたとは信じられなくて思わずバンザイをしそうになった。おまけに続いてBel Lachatについても予約OK。ここのスタッフは特別のコネでもあるのかと疑うような結果であった。

しかしこの後に思いもかけない結果が待っていようとはこの時点では知る由もない。

日本語案内のヒカルさん

ダメもとで山岳高山事務所にお願いしたら山小屋2泊確保できたので、シャモニー3泊のうち2泊はキャンセルしなくちゃという新しい悩みを持ちつつ16時過ぎに観光案内所に行ってみた。

日本語案内には順番待ちが出来ていた。2番目の順番を確保して待つこと数十分。ホテルのキャンセルは直接やるようにやんわり拒絶。クールマイヨールのまでの山小屋は確保できたので唯一予約が無いBonattiの予約を依頼する。電話で問い合わせてもらえたが満員という予想通りの回答。これでTMBはクールマイヨールで離脱しアオスタ・チェルビーノに標的を絞る決心がついた。

もう一つ日本語案内で食事のお薦めを聞き、いくつかのピザ・スパゲティ・日本食の候補メモをもらった。

ヒカルさんは日本人?

ここからはヒカルさんの印象を述べるが、内容はご本人に確認したわけでなく、受けた印象に基づく独断と偏見であることをお断りする。

・多分日本人である。流ちょうな日本語と顔から在住日本人じゃないかと推理した。

・トレッキングコースなどの知識はスタッフとして問題ない程度にある。

・前任者は自身アルピニストの経歴があり、山岳関係者に強いコネもありコース設定まで踏み込んだアドバイスをしていたようだが、そこまでの経験とコネは無い。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました