リハビリ二日目(Second day of rehabilitation)

2019TMB
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旅行日(現地時間)

2019年7月8日(月)

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iPhoneの修理

月曜日になるのを待って修理店の開店時間に合わせて行ってみると先客の女性が一人いた。自分の順番はすぐに回ってきてiPhoneの症状を英語で説明した。右上の充電表示が充電中なのに緑にならず黄色であり数時間で2~3%と異常であることを訴えた。

若い男性は操作していたが数分で充電中の表示が緑色に戻ったことを見せてくれた。

今でもその原因は不明なのだが、滑落時の混乱で意図していない不用意な操作をしてしまったとしか思えない。即ち壊れていなかったのだ。男性はにこっと笑い、修理代は不要とのことだった。自分としては嬉しいような恥ずかしいような情けないような複雑な気分であった。

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バスでLe Tourまで往復

iPhoneの修理が意外な短時間で終わり、時刻はまだ10時半頃。

2番のバス路線図抜粋

上の図では文字が小さくて見えないのでもっと詳しい路線図を見たい方には下記のPDFファイルをクリックすると、シャモニー全域のバス路線が見られる。ファイルサイズが大きいので注意。

PDFファイル

ホテル近くのバス停Chamonix Centreから乗り、2番のバス路線図左端にあるLe Tourまで行き、同じバスの折り返し便に乗って再びChamonix Centreまで戻ってきた。

バス往復のGPSログ軌跡

Geographicaにより記録したGPSログのGPXファイルをGoogleマップとヤマレコマップにそれぞれインポートして表示したのが下記である。

Googleマップで見ると地形などの情報が少ない。ヤマレコマップでは軌跡が小さくてよくわからない。+ボタンを押しても拡大しない。

Googleマップは市街地を歩く場合は有用であるが、山歩きに利用出来ないというのが正直な感想である。

Googleマップ

ヤマレコマップ

「山行記録のページへ」というリンクが右下にある。クリックすると+ボタンで拡大出来る。また右上の地図選択ボタンは5つになりOpenTopoMapでは最も現地の状況を把握しやすい地図となっているのでお勧めである。

Le Tourの写真

ロープウェイ乗り場

バスを降りると目の前がロープウェイ乗り場になっている。

停車中のバスの向こうには山並み

乗ってきたバスの折り返し便を待ってシャモニーまで戻る

遠くの山並みの方向の先にLac Blancがある

ここまでの途中にあったArgentierからLac Blancに向かって出発した思い出が蘇る。



シャモニーのスーパーマーケット

シャモニー中心部に戻ったのは正午前で、ホテルの部屋で休憩してから昼食を兼ね街歩きを楽しんだ。チェーンストアと思われる「CASINO」の小規模スーパーは数店舗あって既に何度も利用したが、それとは別のシャモニーでは最大規模のスーパーと思われる店を発見した。

チーズと肉の冷蔵ケース

魚介類の陳列ケース

山間部のシャモニーで魚介類を食べようとは思わないが、このように売っているということは結構な需要があるのだろう。

ポテトサラダ風のものもある惣菜類

ポテトサラダは見てわかるが、これは何だろうと聞きたくなるものも多数。もちろん量り売り。

日本ではあまり見かけない肉のブロック売り

肉やハム等加工済み商品も多彩

フランス流レジの並び方

ベルトコンベアの上に自分の買った商品を並べ、次の客との間に仕切り版を置く

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野菜や果物は従量制

レジに向かう前に計量器に野菜や果物を乗せレシートのような紙に印刷されたものを手渡して会計する。

スーパー出口風景

入り口と出口は別々になっており、入り口は駅の改札口のような回転棒を押して入る。

ビーチサンダル購入

滑落時に自分の身代わりに谷底に落ちたウォーキングシューズ片方のため、街中を歩くにもトレッキングシューズを履いて歩いていたが、足首を包むところが当たりぎこちない歩き方を余儀なくされてきた。

日本人特有の足には売っているスポーツシューズは微妙に合わず、仕方なく一番安いビーチサンダル購入で一時しのぎをすることにした。

目抜き通りのスポーツ用品店でビーチサンダルを買った

TMB離脱を決断

この日までの山小屋の予約はキャンセル済み。翌日以降は体調の回復具合を見て判断することとしていた。

疲労はかなり回復したものの、あちこちの痛みはまだ残っている。とりわけ問題になるのはトレッキングシューズで歩く時の足首に当たる部分の痛みである。TMBには必ず緊張を伴うガレ場がある。そのような場面で耐えることが出来るかどうか不安が残る。

ここは一旦撤退を決意し、他日のリベンジを期すという方針に決めた。

3泊目以降の山小屋を全部キャンセル

そこで16時になるのを待ってシャモニー観光案内所に出かけた。もちろんヒカルさんに山小屋のキャンセルとホテルの延泊手続きをお願いするためである。

シャモニー観光案内所建物外観

Office de Tourismeと表示されている。左端の出入り口から入ると右側に円形カウンターがあり担当者が多い時で5~6人いる規模の大きな観光案内所である。今回訪問した各地の観光案内所の中で最大規模であった。
その左側に小さなカウンターがあり日本語案内という表示が出ている。

16時過ぎに行くと日本人の先客が1組。用件が終わるのを待って山小屋のキャンセルとホテルの延泊をお願いした。数が多いので時間もかかりヒカルさんには迷惑をかけたが嫌な顔もせず処理していただけた。山小屋のうち数軒はデポジット没収だったがそれは覚悟の上。おまけにクールマイヨール行きのバスの時刻も教えて頂き大変助けられた。

シャモニー観光案内所から出るとこのようにモンブランが遠くに見える。

懸案であった明日以降の行程変更に一応決着をつけホッとして観光案内所を出た。即ちモンブラントンネル経由のバスでクールマイヨールに向かう日までシャモニーに留まり満喫することになった。

決断した後の晴れ晴れとした気持ちで外に出るとこのように素晴らしいモンブランの遠景を見ることが出来た。

夕食はピザ

一旦ホテルに戻り延泊の方針をフロントと確認して部屋で休憩をとり、まだ明るい夕方の街に出た。

当面の課題に決着をつけた清々しい気持ちで通りにテーブルを出しているレストランを物色しながら歩いた。

目抜き通りの中心にある郵便局の前の人通り風景

結局選んだのはヒカルさんに教わった店であった

通りからビルの横の道を奥に入ったところにある。右側に川が流れているリバーサイド。
時間が早かったのか食べているうちに客が増えてきた。

本場のピザ

小食の人には大き過ぎるだろうが苦労せずに完食。
本場のピザと期待したほどではなかった。日本のピザの方が旨いと思った。

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