山歩き復活(Mountain walk revival)

2019TMB
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旅行日(現地時間)

2019年7月13日(土)

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PILA日帰りハイキング

GoogleマップGPSログ軌跡

Geographicaで記録したGPSログをGoogleマップにインポートして表示したもの。

Googleマップは山岳地図として向いていないことが下の地図を見ればわかるだろう。

ヤマレコマップGPSログ軌跡

山岳専門サイトのヤマレコに登録すると下記のように等高線が表示され山の状況が把握しやすい。これは「OpenTopoMap」の特長である。Googleマップもこのレベルまで改善するよう期待したい。

+ボタンーボタンを使うことでで拡大縮小も可能である。マウスをドラッグすれば表示エリアをずらすこともできる。

ヤマレコ地図/標高グラフ

アオスタ観光案内所でもらったPILAマップ

前日窓口でもらったこの地図を参考に歩いた。担当者がここでミュージックイベントがあると書き込んだ印も残っている。

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ロープウェイでPILAまで

宿を出発して比較的近い位置にPILA行きロープウェイ乗り場がある。

上のGPSログは宿を出てすぐ記録開始しているので拡大して見ればその様子がわかる。

PILAロープウェイチケット

ロープウェイ乗り場

4~5人乗りの小さなゴンドラが建物から出てきて、上昇に移る瞬間である。

出発してすぐの景色 動画

正面にはこれから向かうPILA方面。出発してすぐの高速道路や川を越えていく様子がわかる。

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中間部分ー下に見えるのは登山道か?

PILA終着駅に着いた

標高約1800m

山歩き再開の記念すべき第一歩

思わぬ滑落事故からリハビリ期間を経て、場所を移しいよいよ山歩きを再開する。

PILAはスキーリゾートとして親子連れに親しまれている観光地である。この日は観光案内所によればFMラジオ局の音楽イベントがあるため普段よりも多くの人が集まるという。

このように多くの家族連れを対象としたリゾートを歩くのは、リハビリ後再開第1弾としては最適と考えて実行することにした。

これから向かう道を標識で確認している親子

観光案内所で薦められたのが、まず湖のLago di Chamoleに向かいそこで昼食をとり、イベント会場へ向かうというコース。

後に見えている到着ロープウェイ駅の建物を出て、さてこれからどちらに向かえばいいのかと思案していると、母と子が同じように標識を見ながら思案しているのを発見。

これから向かうのはLago di Chamole 2325m

案内標識

黄色の表示板、真ん中の下から3枚目に「Lago Chamole 2325m 1h40min」と書いてある。



懲りずに同じ過ちを繰り返す

観光案内所でもらった地図では細かいルートがよくわからない。ロープウェイを降りてLago di Chamoleに向かう線としては大きく左に迂回している黄色い線がある。

その黄色い線を歩くつもりで歩き始めた。

上に掲げたPILAマップを持ちながら歩き始めたのだが、一向に登山道らしき道が始まらない。歩きながら参考にするマップとしてはあまりに大雑把でなんとなく上に向かう道を歩き始めた。そのうちテープが道なりに張ってあるところに出て、このテープに沿って登ればいいのかなと考えた。

ところがその道は草が無く小石交じりの砂地で滑りやすい。しかもマウンテンバイクが時々猛スピードで下ってくる。危険な道だなと不審に思いながらも上を目指して歩き続けていると、1台のマウンテンバイクが止まり歩く道はここではなくあちらだと動作で示してくれた。どうもマウンテンバイク専用道に迷い込んだらしい。そういえばマップには左隅にBIKELANDと書かれており、マウンテンバイクライダーを積極的に誘致していることが窺われる。

しばらく歩き続けると2組の男女に出会い、行先を尋ねると同じ湖を目指しているとわかった。そこで彼らの後ろを付いて行くことにした。そのルートは後からGPSログを見て分かったことだがスキーリフトの下を歩く直登ルートであった。予定していた大きく左に回り込むルートならば湖に左からアクセスするはずが、湖の右からアクセスするスキーリフトの到着点から少し危険な細い道を慎重に歩かねばならなかった。

要するにTMBで犯した同じ過ちをここでも繰り返したことになる。

せっかく優秀なGeographicaをiPhoneに入れていながら、自分の位置をGPSで確認することを怠り、他人の後を盲目的について歩き、本来歩くべき登山道から外れていることに気が付かなかった。

なんとか目的の湖に到着したから良いということではない。山歩きの基本である自分の現在地を地図で確認しながら歩くという基本が全く身についていない。このことに気が付いて後から自己嫌悪に落ち込んだことは言うまでもない。

歩いたのはスキーリフトに沿った道

現地の男女の歩くコースをついていったのが下記の4枚の写真。麓にはアオスタの街並みが見える。

見晴らしが良いのは多分冬にはゲレンデになりスキーヤーが滑っている場所になっているからだろう。




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